2023.12.20

お役立ち情報

『衣類長持ち&家事の時短』

収納から保管の合理化へ

・衣類を長もちさせるならクローゼットは扉付きに

クローゼットの役割は、衣類に外のにおいがうつるのを防ぐことと、防虫剤の効果を最大限に発揮させること。
そのためには、扉付きのクローゼットが効果的です。 クローゼット内では衣類の素材に応じて、吊るすものと畳むものに分けましょう。
吊るして収納するほうが楽ですが、衣類のことを考えると、畳んで小分け収納すべきもののほうが 多くあります。伝統的な「桐たんす」がお手本になります。  

【コートは玄関付近に収納する】

コートやジャケットは玄関近くに収納すると、着脱の動線がスムーズ。
ただし、靴とコート類とでは、収納に必要な奥行きが異なり、同じ壁面に収納を設けると面がそろわない。 対面にして収納を設けるなど、配置の工夫を。

【衣類が長持ちするクローゼット】

・ハリのあるシャツなどは、型崩れを防ぐためにも吊るして収納するのが基本。さらに衣類カバーを掛けてほこりを防ぐ 。
・柔らかいニットなどは畳むのがよい。衣装ケースに収納すれば密閉されるので、防虫効果が高まる 。

【畳む収納の理想は桐たんす】

・キリをはじめとする木材には、防虫効果や調湿効果が期待できる。
桐たんすは、服を小分けに入れられる形状なので、服を重ねて収納することによる負担や、 畳みシワも軽減できる 。

・木製の書類フォルダを収納するケースに代用すれば、衣類を小分けに収納できるうえ、桐たんすに比べコストもサイズも抑えられる。
扉付きのクロゼット内であれば、意匠を気にする必要もない。
お薦めは「木製書類整理トレーA4・2段」(無印良品)3台まで重ねて使用可能で便利。

【吊るす以外にあると便利なクローゼットの設え】

・姿見やコンセントで身支度の時短もかなう
全身が移る姿見があると、コーディネートの時短につながる。
クローゼットの扉の裏に姿見を取り付ければ省スペースにも。
また、クローゼット近くにコンセントを設置しておけば、気になったときにアイロンが使えて便利 。

・衣類の一時置き場をつくる
ジーンズなど、1回着ただけで洗わない服は、いったん置けるかごを用意
まだ着ていない服と着た服を一緒にしたくないという理由で、服が出しっぱなしになり散らかってしまうのを防ぐことができる 。

・帽子やバックは棚に、アクセサリー類は引出しに
帽子やバックは、形状を崩さずに保管できるよう、奥行き450mm程度の棚に置いて収納するのが◎
アクセサリーヤレッグウェア、ベルト、サングラスなどの小物は引き出しに。
アクセサリーは、床から1,000~1,100mmの位置の浅い引出しに収納すると出し入れしやすい 。

【引き出しに必要な深さ】

小物のほか、ニットやTシャツなど畳んで収納する洋服の為に、クローゼット内に引出しは必須。
ただし引出しでは、下から上に積み重ねての収納は禁物。
引出しを引いたら一目で収納物が分かるように、例えば手前から奥に向かって物を入れていく。
スペースのムダなく収納するポイントは、モノに合わせて深さを変えること。

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