キーワードは…〈ニューノーマル住宅〉

ニューノーマルな時代にフィットする、スマートな暮らしを実現させる住まいのこと。
巣ごもりや在宅ワーク、家庭内感染への対策など、住まいに求められる機能が多様化し、ライフスタイルも大きく変化しました。それらのニーズを反映して誕生したのが「ニューノーマル住宅」です。

【住まいに求められる「機能」に変化】

2023年、最新トレンドとして雑誌で紹介されるなど大きな注目を集めた「ニューノーマル住宅」。
コロナ禍を経て求められる機能が大きく変化したことがきっかけとされています。中でも、在宅ワークの浸透は大きな要因の一つ。自宅にワークスペースが必要となり、コロナ禍が明けた現在はカスタマイズされて趣味の空間や収納などにも活用するようになりました。限られた空間を、役割を限定せずさらに効率よく使う動きが加速しています。
また、在宅時間が長くなったことは光熱費を実感するきっかけに。冷暖房効率の高い設備や省エネ機器などを導入する住まいづくりが主流となりました。

【玄関からの「清潔動線」に注目！】

間取りや動線にこだわるご家庭も増え、顕著なのが衛生管理を主軸にした「清潔動線」です。
例えば、土間を活用した広めの玄関を設け、キャンプグッズや自転車など外へ持ち出したものを室内に持ち込まないようにする。土間に置くことで部屋を汚さず済みますし、さらに手洗い場を設置すれば帰宅後すぐ手洗いができ、道具をきれいにしたり、ペットの足洗い場としても重宝します。
またコロナ禍での「まとめ買い」から需要が高まったパントリーは、玄関とキッチンを結ぶウォークスルータイプが主流。帰宅後、自然な動線で手洗いや荷物の片付けができる間取りへと変化しています。

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