2024.10.12

お役立ち情報

『水回り収納は限られたスペースに 効率よく』

洗面台は引出し収納にして、「立てる収納」をお勧めします。さっと取り出してさっとしまえるので、毎朝の身支度もスムーズになります。また、浴室の小物はぬめりやカビなどが付かないよう、「吊るして収納する」と良いでしょう。浴室掃除も楽になります。

洗面台廻りは引出しに立てて収納が基本

特に女性の多い家庭は、洗面台廻りの収納量を多めに確保するとともに、身支度が段取りよくできるよう、モノをスムーズに出し入れできる収納が求められます。引出し収納のなかにモノを立てて収納できるようにすると、化粧品などの場所が一目で分かり、取り出しやすくなります。そのほかにどれくらいの収納が必要か、洗面廻りで使うモノを書き出してみましょう。

・引出しの深さを3段階にするのが理想的 

化粧品やコットンなど小物用には浅い引き出しを、スプレー缶やブラシなどには深い引出しをと、収納するモノに応じて深さを3段階に設定するとよいでしょう

・仕切ってまとめる 

洗面台前の鏡裏収納には奥行きが狭く、手が届きにくいなど使いにくいこともあります。低い位置に設けた引出しを細かく仕切り、立てて収納して、探さない収納にしましょう

・コンセントは多めに設置したいところです 

ドライヤーのほか、ヘアアイロンや電動歯ブラシの充電器などの数に応じてコンセントの数を用意するとよいでしょう

・一時的なモノ置場を確保    

コンタクトケア用品やメガネ、アクセサリー、時計など、一時的な置場があるとよいものもあります。利き手側にスペースがあるのが理想的です

・タオルは取り出しやすい位置に 

1日に何度も出し入れすることもあるタオルは、使いやすい位置に収納したいですね。化粧品や洗剤類とは別に収納があるのがベストです。また、オープン収納がクローズ収納かは、家族の使いやすさに応じて選びましょう

小さくてもランドリールームを設けるのが理想的 

洗面所の隣にランドリールームがあると、洗面所に洗濯機を置かなくてよくなるので、朝の身支度と洗濯動線が分けられます。ランドリールームは洗濯待ちの衣類の一時避難置場としても使い勝手がよいです

・室内干しスペースを兼ねる 

ランドリールームでは、洗う・干す・畳むが1カ所で行えます。常に洗濯物を干していても気にならない場所に室内干しスペースがあると便利です

・洗濯物やタオルの置き場をつくる 

洗面で使いたいタオルや下着などの収納をランドリールームに設けると、洗面室廻りやクロゼットの収納に余裕が生まれます

片付けのしやすさを考えると、0歳~幼稚園児の幼い子どもは、洗面室で洋服を脱ぎ着きすることも考えられます。通常はリビングや隣接する和室などの、おもちゃのスペースで収納されているケースが多いのですが、洗面所に部屋着や下着の収納スペースを準備すれば、リビングでの脱ぎっぱなしがなくなります。

浴室は吊るす収納でカビ・ぬめりを防ぐ

浴室にはシャンプーや石鹸などを置く棚を設けることが多いですが、高い位置にある収納は使いづらく、壁につけられた収納は小さく、掃除もしにくいことが多いものです。清潔さを保つためにも、取りやすい位置に吊るして収納できる方が便利です。

・浴室掃除グッズも壁に吊るす 

スポンジやブラシ、スプレー洗剤、バススリッパ、湯桶など、浴室掃除グッズは吊るしておけば底面のカビやぬめりを防げます。浴室内に吊るせるよう、バーを取り付けておくとよいでしょう。マグネットで後付できるタイプも活用するのも良いでしょう

・子どものおもちゃはネットにまとめる 

散らかりやすい子どもの浴室用おもちゃは、ネットに入れて吊るす収納も良い方法です。ぱっと見てわかる収納なら、子どもが自分で片付けられるようになります

・浴室高さに収納を設ける  

浴槽と同じ400~450㎜程度の高さにシャンプーや洗顔料などの収納を設けると、使い勝手がよく、見た目もすっきりします

・グッズが多い場合は収納ケースの活用も 

家族それぞれで使いシャンプーやトリートメントが違う場合が。そのような場合は、各自のお風呂グッズをかごに入れて保管するのもよいでしょう

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